ロルフィングを受けたお客様から、感想をいただきました 7
Category: お客様の感想
兵庫県在住 40代女性
ロルフィング10セッション、ありがとうございました!
約半年間という、とても長い時間がかかってしまいましたが、10セッションの間の自分の変化に気づくのが楽しかったです。
ロルフィングを受ける前、わたしは子どものころに教えられた「気をつけ」の姿勢がいちばんよいと思っていました。
すなわち、背筋をぴんと伸ばして胸を張って、足をまっすぐにして、みたいな感じです。
もう何十年とその姿勢で生活していました。
それが、いちばん最初のセッションを受けた際に、上半身をゆるめるセッションだったにもかかわらず、
セッション終了後には、自分の膝のバランスの位置がわからなくなってしまいました。
すなわち、常日頃から膝をぴんと伸ばすことがいいことだと思っていたわたしには、
膝をゆるめて立つという姿勢ができなかったのです。
たぶん、上半身をゆるめたことでカラダ全体のバランスを失ってしまい、
それまで良しとしていたことを変化させていく必要があることに、自分のカラダ自身が気がついたのでしょう。
それから次のセッションを受けるまでの間、なるべく立位はさけて座って過ごすことになりました。
いっぽうで、上半身のセッションを受けた後は肩の力もぬけ、胸郭が広がったようで呼吸がしやすいのを感じていました。
2回目の下半身のセッションを受けて、ようやく、自分にとって心地よい膝の位置を見つけることができたことが
うれしかったのを覚えています。
黒田さんのセッションルームで身体の構造についてお伺いした時、「テンセグリティ構造」について教えていただきました。
わたしはそれまで、カラダは骨格で支えられていると思っていました。
ですから、骨格それ自身で身体を支えているのではなく、筋肉が骨格にくっついていることで
身体のバランスをとるようにお互いに支え合っているという発想は、これまた目からウロコでした。
それからは、わたしの頭の中にセッションルームにあるテンセグリティのおもちゃが、常に意識されるようになりました。
一部の骨格が何かの理由で歪みを起こすと、それにかかわるすべての筋肉の伸展と収縮を起こし、
それで全体のバランスがとれるように他の骨や筋肉の力のかかり具合の配分を変えて、全体として身体を支えているのです。
つまりは、筋肉が何らかの理由で緊張している場合、そこにまつわるすべての骨格が
筋肉の収縮に合わせたバランス位置に調整され、その結果としてカラダは支えられます。
それが重力に沿った無理のない姿勢であれば別段問題はないのでしょうが、
たいていの場合はどこかに負荷がかかっており、よけいな歪みを生じさせます。
自分のカラダのセルフイメージが「この位置が正しい」という思い込みを持っていると
その思考によって、本来の身体がもっと自由でもっと楽に動かせる位置を見失います。
また心の想い癖により緊張しやすい場所を持っていると、その場所から身体全体に負荷がかかり、
痛みやコリを引き起こすことがよくわかりました。
それからのちのセッションではカラダのパーツにわけて緊張を解きほぐし、全体で無理のないバランス位置を
自分で体感していくことの繰り返しとなりました。
そのほかにも重力に乗っ取った身体の位置や、身体のコアを持つ意味など
いろいろな身体のイメージの仕方や動かし方など教えていただきました。
常に自分の身体に気づいている自分、客観的に今、身体のどこを緊張させているかなどを
観察できる余裕、全体を見る目が養われていったように思います。
もちろん、ロルフィングの10セッションが終わってすべてが完璧にできるようになったわけではありませんので、
これからわたしの意識と身体との関係性ができあがったばかりというところです。
自分のカラダに「お疲れさん。これからもよろしくね」を伝えるとともに、
セッションで身体と心の自由も広がり、ますます不必要な力の入らない生き方ができるような気がしています。
ロルフィングは「ただ身体の歪みを治してもらおう」という考えの人には不向きかもしれません。
しかし、前向きに生きる人を応援し、そしてそれを見守りながらこれからの人生の再出発を見送ってくれる、
そんなお手伝いをしてくれる10セッションだと思います。
イマ ココ ロルフィング
http://jirolfing.com
ロルフィング10セッション、ありがとうございました!
約半年間という、とても長い時間がかかってしまいましたが、10セッションの間の自分の変化に気づくのが楽しかったです。
ロルフィングを受ける前、わたしは子どものころに教えられた「気をつけ」の姿勢がいちばんよいと思っていました。
すなわち、背筋をぴんと伸ばして胸を張って、足をまっすぐにして、みたいな感じです。
もう何十年とその姿勢で生活していました。
それが、いちばん最初のセッションを受けた際に、上半身をゆるめるセッションだったにもかかわらず、
セッション終了後には、自分の膝のバランスの位置がわからなくなってしまいました。
すなわち、常日頃から膝をぴんと伸ばすことがいいことだと思っていたわたしには、
膝をゆるめて立つという姿勢ができなかったのです。
たぶん、上半身をゆるめたことでカラダ全体のバランスを失ってしまい、
それまで良しとしていたことを変化させていく必要があることに、自分のカラダ自身が気がついたのでしょう。
それから次のセッションを受けるまでの間、なるべく立位はさけて座って過ごすことになりました。
いっぽうで、上半身のセッションを受けた後は肩の力もぬけ、胸郭が広がったようで呼吸がしやすいのを感じていました。
2回目の下半身のセッションを受けて、ようやく、自分にとって心地よい膝の位置を見つけることができたことが
うれしかったのを覚えています。
黒田さんのセッションルームで身体の構造についてお伺いした時、「テンセグリティ構造」について教えていただきました。
わたしはそれまで、カラダは骨格で支えられていると思っていました。
ですから、骨格それ自身で身体を支えているのではなく、筋肉が骨格にくっついていることで
身体のバランスをとるようにお互いに支え合っているという発想は、これまた目からウロコでした。
それからは、わたしの頭の中にセッションルームにあるテンセグリティのおもちゃが、常に意識されるようになりました。
一部の骨格が何かの理由で歪みを起こすと、それにかかわるすべての筋肉の伸展と収縮を起こし、
それで全体のバランスがとれるように他の骨や筋肉の力のかかり具合の配分を変えて、全体として身体を支えているのです。
つまりは、筋肉が何らかの理由で緊張している場合、そこにまつわるすべての骨格が
筋肉の収縮に合わせたバランス位置に調整され、その結果としてカラダは支えられます。
それが重力に沿った無理のない姿勢であれば別段問題はないのでしょうが、
たいていの場合はどこかに負荷がかかっており、よけいな歪みを生じさせます。
自分のカラダのセルフイメージが「この位置が正しい」という思い込みを持っていると
その思考によって、本来の身体がもっと自由でもっと楽に動かせる位置を見失います。
また心の想い癖により緊張しやすい場所を持っていると、その場所から身体全体に負荷がかかり、
痛みやコリを引き起こすことがよくわかりました。
それからのちのセッションではカラダのパーツにわけて緊張を解きほぐし、全体で無理のないバランス位置を
自分で体感していくことの繰り返しとなりました。
そのほかにも重力に乗っ取った身体の位置や、身体のコアを持つ意味など
いろいろな身体のイメージの仕方や動かし方など教えていただきました。
常に自分の身体に気づいている自分、客観的に今、身体のどこを緊張させているかなどを
観察できる余裕、全体を見る目が養われていったように思います。
もちろん、ロルフィングの10セッションが終わってすべてが完璧にできるようになったわけではありませんので、
これからわたしの意識と身体との関係性ができあがったばかりというところです。
自分のカラダに「お疲れさん。これからもよろしくね」を伝えるとともに、
セッションで身体と心の自由も広がり、ますます不必要な力の入らない生き方ができるような気がしています。
ロルフィングは「ただ身体の歪みを治してもらおう」という考えの人には不向きかもしれません。
しかし、前向きに生きる人を応援し、そしてそれを見守りながらこれからの人生の再出発を見送ってくれる、
そんなお手伝いをしてくれる10セッションだと思います。
イマ ココ ロルフィング
http://jirolfing.com