「待つ」ことが大事。みそ、できました♪
Category: 醗酵
昨年の2月に仕込んだみそ、今までに何度か味見をしてきましたが、
ようやく気に入った味になってきたので、食べ始めることにしました。
我ながら、美味しく出来たと思います(^^)


この前の日曜日、来年に向けて今回は玄米麹で仕込みました。
レシピは、大豆1kg 玄米麹2kg 塩560g 大豆の煮汁480㏄
美味しくなる秘訣は「待つ」こと、です。

ようやく気に入った味になってきたので、食べ始めることにしました。
我ながら、美味しく出来たと思います(^^)


この前の日曜日、来年に向けて今回は玄米麹で仕込みました。
レシピは、大豆1kg 玄米麹2kg 塩560g 大豆の煮汁480㏄
美味しくなる秘訣は「待つ」こと、です。

ボディスキーマ(身体図式)とボディイメージ
Category: ロルフィング
まず、ボディスキーマ(身体図式)とは、筋肉や骨、内臓などにある身体の感覚器からの情報に基づき、構成された
身体感覚で、常に自身の身体の情報をアップデートしています。
前回のブログ「ロルフィングと筋膜」で
筋膜や腱といった結合組織には、身体の位置や重さといった感覚をとらえる 感覚受容器
(神経の末端で、センサーのような役割をする)が存在する、ということを書きましたが、
その感覚受容器が、ボディスキーマを構成するのに重要な役目を務めています。
(感覚受容器は、筋膜や腱にある固有受容器だけでなく、皮膚や目、耳などにある外受容器、内臓にある内受容器の3つに分類されています。)
例えば身体は、目をつぶっていても、自分は膝を曲げているのか伸ばしているのを知っていて
無意識のうちにバランスをとっていますし、
夜、電気を消して寝ている時、かゆいところがあれば場所を確かめなくても
自然に手を伸ばして掻くことができますよね。
ボディスキーマとは、あえて意識しなくても自然に、「身体が知っている、身体のリアルな感覚」とも言えると思います。
そしておもしろいことに、ボディスキーマは、持っている物や自分の周辺の空間(ペリパーソナルスペース)にまで
拡大することが知られています。
サルを使った実験で、サルが道具を持つと脳は、道具の先までが自分の手のように認識することが解っています。
ですから、ごはんを食べるときにお箸を持つと、お箸の先までが指の延長だと認識し、
小さな米粒をつまむといった、器用な作業ができるわけです。
あるいは、車を運転していて車幅スレスレのところを通るとき
自分の身体に当たるような気がしたり、天井スレスレのところを通るとき
思わず首をすくめてしまうといった経験がありますよね。
それはボディスキーマが、自分の身体の幅が車の幅に拡大してるかのように認識しているからで
自分の身体より大きな車を、自在に操ることができるのも、それゆえなのです。
身体というのは思っている以上に賢く、いちいち考えて命令しなくても、
自然に学習して様々な技術を身に着けることができる。
その理由のひとつは、ボディスキーマのおかげだと言っていいと思います。
一方、ボディイメージとは、「自分が心に描く、視覚的な自分の身体」であり
無意識でリアルなボディスキーマとは違い、意識的で心理的な「思い込み」といったものも加わります。
例えば、周りの人から見ればスリムな体型なのに、本人は「もっと痩せなければ」と思っているようなケース。
人は歳を重ねると、他人から身体のことを言われたり、「雑誌に出ている人」に憧れたりといったことを
経験することがありますが
逆にふっくらとした体型が好まれるといった社会で育てば、「太りたい」思う人も出てくるでしょう。
このようにボディイメージは、社会や文化、時代といった環境の影響を受けています。
誰でもボディスキーマとボディイメージのギャップは、少なからずあると思うのですが
ギャップが大きすぎると「リアルな自分の身体」が解らなくなってしまうこともあるのです。
「リアルな自分の身体」の感覚を取り戻すために、方法はいろいろあると思いますが
そのひとつは「触れること、触れられること」ではないかと思います。
ロルフィングのセッションでは、主に筋膜に働きかけると説明しましたが
それは筋膜という「モノ」の柔軟性を高めるだけでなく、触れることで感覚に働きかけることも大切にしています。
ロルフ・インスティテュートでは、自分の内側の感覚や、自分の周辺の空間にも意識を配るようにして
クライエントに触れるよう、インストラクターから教わりました。
その理由のひとつは、クライエントが、誤ったボディイメージに埋もれた「リアルな自分の身体」の感覚を
取り戻すためには、触れる側であるロルファーが「リアルな自分の身体」の感覚、
そして「ボディイメージ=思い込み」のない、ニュートラルな状態で触れることが重要だからだと、解釈しています。
そして、自分の身体はどう動けばいいのか、どういう姿勢がいいのか。
ボディスキーマの存在は、「答えは、自分の身体が知っている」ということの証しだと、思っています。
イマ ココ ロルフィング
http://jirolfing.com
参考文献
「脳の中の身体地図」サンドラ・ブレイクスリー、マシュー・ブレイクスリー
「青年女子の現実と理想のボディイメージのずれとやせ願望との関連」 鈴木由季
身体感覚で、常に自身の身体の情報をアップデートしています。
前回のブログ「ロルフィングと筋膜」で
筋膜や腱といった結合組織には、身体の位置や重さといった感覚をとらえる 感覚受容器
(神経の末端で、センサーのような役割をする)が存在する、ということを書きましたが、
その感覚受容器が、ボディスキーマを構成するのに重要な役目を務めています。
(感覚受容器は、筋膜や腱にある固有受容器だけでなく、皮膚や目、耳などにある外受容器、内臓にある内受容器の3つに分類されています。)
例えば身体は、目をつぶっていても、自分は膝を曲げているのか伸ばしているのを知っていて
無意識のうちにバランスをとっていますし、
夜、電気を消して寝ている時、かゆいところがあれば場所を確かめなくても
自然に手を伸ばして掻くことができますよね。
ボディスキーマとは、あえて意識しなくても自然に、「身体が知っている、身体のリアルな感覚」とも言えると思います。
そしておもしろいことに、ボディスキーマは、持っている物や自分の周辺の空間(ペリパーソナルスペース)にまで
拡大することが知られています。
サルを使った実験で、サルが道具を持つと脳は、道具の先までが自分の手のように認識することが解っています。
ですから、ごはんを食べるときにお箸を持つと、お箸の先までが指の延長だと認識し、
小さな米粒をつまむといった、器用な作業ができるわけです。
あるいは、車を運転していて車幅スレスレのところを通るとき
自分の身体に当たるような気がしたり、天井スレスレのところを通るとき
思わず首をすくめてしまうといった経験がありますよね。
それはボディスキーマが、自分の身体の幅が車の幅に拡大してるかのように認識しているからで
自分の身体より大きな車を、自在に操ることができるのも、それゆえなのです。
身体というのは思っている以上に賢く、いちいち考えて命令しなくても、
自然に学習して様々な技術を身に着けることができる。
その理由のひとつは、ボディスキーマのおかげだと言っていいと思います。
一方、ボディイメージとは、「自分が心に描く、視覚的な自分の身体」であり
無意識でリアルなボディスキーマとは違い、意識的で心理的な「思い込み」といったものも加わります。
例えば、周りの人から見ればスリムな体型なのに、本人は「もっと痩せなければ」と思っているようなケース。
人は歳を重ねると、他人から身体のことを言われたり、「雑誌に出ている人」に憧れたりといったことを
経験することがありますが
逆にふっくらとした体型が好まれるといった社会で育てば、「太りたい」思う人も出てくるでしょう。
このようにボディイメージは、社会や文化、時代といった環境の影響を受けています。
誰でもボディスキーマとボディイメージのギャップは、少なからずあると思うのですが
ギャップが大きすぎると「リアルな自分の身体」が解らなくなってしまうこともあるのです。
「リアルな自分の身体」の感覚を取り戻すために、方法はいろいろあると思いますが
そのひとつは「触れること、触れられること」ではないかと思います。
ロルフィングのセッションでは、主に筋膜に働きかけると説明しましたが
それは筋膜という「モノ」の柔軟性を高めるだけでなく、触れることで感覚に働きかけることも大切にしています。
ロルフ・インスティテュートでは、自分の内側の感覚や、自分の周辺の空間にも意識を配るようにして
クライエントに触れるよう、インストラクターから教わりました。
その理由のひとつは、クライエントが、誤ったボディイメージに埋もれた「リアルな自分の身体」の感覚を
取り戻すためには、触れる側であるロルファーが「リアルな自分の身体」の感覚、
そして「ボディイメージ=思い込み」のない、ニュートラルな状態で触れることが重要だからだと、解釈しています。
そして、自分の身体はどう動けばいいのか、どういう姿勢がいいのか。
ボディスキーマの存在は、「答えは、自分の身体が知っている」ということの証しだと、思っています。
イマ ココ ロルフィング
http://jirolfing.com
参考文献
「脳の中の身体地図」サンドラ・ブレイクスリー、マシュー・ブレイクスリー
「青年女子の現実と理想のボディイメージのずれとやせ願望との関連」 鈴木由季